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2006年4月の24件の記事

月末波浪注意報

月末進行でございます…。今帰ってきました~:泣
でも、今日はだいぶはかどったので、先月の年度末よりはず~~~~っと、マシ!!

それに、おかげさまで4月は順調な営業実績を上げることができました―。
28日の時点で、対前年も予算もクリアという順調ぶり♪
あーもお、毎月こうなら苦労は無いんですけどねぇ~:嘆息

さて、明日もう1日がんばって、さっさと宿題を片付けてしまいましょう。
今日はこれまで…続く!

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日本料理の食卓作法1-D

世間様ではいよいよ、G.Wに突入ですね。
七十二候では「牡丹華」(ぼたんはなさく)、百花の王といわれる牡丹がまさに、開花の時期を迎えています。

拙宅には芍薬しかないのですが、母の庭には大きな白い牡丹があり、毎年20近くも見事な花を咲かせます。
手がかかる分、いっそもう切ろうか、と毎年思うそうですが、咲き出したときの嬉しさがそれを押しとどめるとか…。

絹のような純白の花びらに、紅を沈めたその美しさ―。
毎年毎年、見るたびに新しい驚きがあり、感動があります。
今年もまもなくほころび出す、大きなつぼみが楽しみです♪

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日本料理の食卓作法1-D

「箸」のお話

その一 「約30%」

この数字は、世界中で「箸」を使って食事をする人たちの割合と言われています。
かたや、ナイフとフォークを使っている人たちも同じく約30%という数字だそうですが、これで合計60%、残りの40%の人たちは、手を使って食事をする「手食」というわけですね。

その二 「3600年前」

箸がいつごろから使われだしたのか、その正確な記録はありませんが、古代中国の「殷」(いん)ではすでにひろく使われていたといわれています。
紀元前16世紀ですから、今からざっと3600年前、というわけですね。
箸の文化圏はその後中国の影響を受けたアジアの国々へ広がり、朝鮮半島、日本、東南アジアへと伝わっていきました。

ちなみに、ヨーロッパで「ナイフとフォーク」がセットで食卓に登場するのは、17世紀のイタリアが最初といわれていますから、今から400年前の出来事です。
それまではどんな貴婦人も紳士も、パンを皿代わりとしてナイフと指で食事をしていました。

その三 「古事記と正倉院」

日本にはいつごろ箸が伝わったでしょうか?
弥生時代の終わりごろから飛鳥時代にかけてのどこかで、という説が有力ですが、正確な記録はありません。

「古事記」には、スサノオノミコトが川上から流れてくる箸を見て、上流に人が住んでいるということを知るという記述があります。

また、奈良の正倉院には、当時「神器」として使われていた箸が今に伝えられています。
初めのころの「箸」は、人が食べるための道具ではありませんでした。
それは神様へ食物を捧げるため、人の手がふれないようにと考え出されたもので、形も現在のものとは違い、ピンセットのように竹を折り曲げて使う「竹折箸」だったと言われています。

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後輩への電話

久しぶりの完全オフです―。
拙宅の菖蒲がたくさんつぼみを付けていたのですが、今朝閉じていたものが、もう5つ6つと開きました。
遠くからはくだんのウグイスが、すっかり上手になった「ホーホケキョ♪」を得意げに連発:笑
それに鳩の「グーグルポッポ♪」が加わり、のどかな二重奏を聞かせてくれています。

毎日毎日、ニュースを見るのがイヤになるくらい、殺伐とした出来事が多いこのごろですが、10代の頃には思いもしなかった「なんでもないことの幸せ」とは、こんなことなんだなとしみじみ茶をすすってみる、○○才のお昼時―:笑

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少し前に退職した後輩の男の子が、イラクに派遣されています―。
当時仲の良かった子に、イラクから電話をかけてきました。

「かける先も、回数も時間も限られているだろうに、俺のところにかけてきてくれたんですよ―。でもオレ仕事中で、留守電で…。なんだ、出ねーのかよ…凄いトコだ!だけど元気だぞ!って、言ってたんですけど…。」

その子は、ちょっと涙目になって言いました。
TVの中での出来事、なんだか実感の無い遠い戦争だと思っていたのに、友達が行くとなるとこんなにも恐いのか―。
ただただ何事も無く、無事で帰ってきて欲しい―。

「国際貢献」「安全保障」、これからもいろいろな立場で多くのことが議論されていくことでしょう。
ことの是非が、そう簡単に判別出来るとも思ってはいません。
けれど、自分の知人が、家族が、友人が、先輩が後輩が、遠くの国で命の危険にさらされている時、思うことはみな同じだと思います。
ただひたすら、無事に帰ってきて欲しい―。元気な顔を見せて欲しい―。

彼が笑顔で帰ってくることを、後輩と一緒に心から願っています。

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着物を買おうか…?

昨日の雹(ひょう)は、直径12㎜…。
前線の通過とともに夜にかけて冷え込み、今朝方は5℃まで気温が下がりました。

まあ、ウチの車もだいぶ年季が入ってきましたので、今さら雹害でも無いんですが、新車を買ったばかりの人たちは切なかったことでしょう。
「雹害車」はどうしても価値が下がりますので、下取りや、早いうちの買い替えを考えている人にはツラい事ですよね―。

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着物が欲しくなりました…。
今着てるのは、濃い紺地に白く、総絞り模様の入っている
ポリエステル100%のお気に入りですが―:笑

来月になると、水色地にぽつんぽつんと柄が飛んでいて、よーく見ると小さい燕が描いてあるという、またもやお気に入りが着られるんですけどね…。

着物も洋服と同じで、一目惚れでないとなかなか「よっしゃ!買うぞ!!」とまでならないのです―。
うすい色味が似合わない上に、なるべく地味に、と思っているせいか、たいていは黒、紺系を選びます。
上の水色は、ちょっと珍しいかもしれません―:笑

しかし、私はもともと買い物があまり好きではないので、お店に通うことがほとんどありません。
そうなってくると、もうほとんど「縁」だのみ、という感じで、気に入った物に出会うと、「これも神様仏様のお引き合わせ」とばかりに、ありがたく買わせていただいています:笑

当たり外れのクジのようですが、やっぱり相性というか、縁というか、そういうのってあると思うんですね―。
久しぶりに(というか珍しくも!)、街の呉服屋さんを覗いてこようかとも思っています。
いい子が待っていてくれますように……♪

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<まとめ>日本料理の食卓作法1-C

昨夜遅くににわか雨が降っていたのですが、今朝は肌寒いながらもすっきりと晴れました。
ところが昼頃から一天にわかにかき曇り、ものすごい雷雨にちょっと雹まで降るというオマケ付き。
まさに天気予報どおりで、ちょっと感心してしまいましたが―:笑

七十二候では「霜止出苗」(しもやんでなえいずる)の頃合い、気候が温暖になって霜が降りることは無く、苗に青葉が出始める頃、という意味ですね。
しかし、雹(ひょう)は困ります~。農作物にも被害甚大ですし、いろんなものが傷つきますからね…。
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さて、今日でこのブログを始めてから、ちょうど3ヶ月となりました。
「食卓作法」というタイトルのくせに、ふらふらとあちこちに脱線する内容でごめんなさい:笑
まだ、会食のスタートにもたどり着いていないのですが、2月からの「作法1-C」についてあまりに間と間があいてしまったため、ちょっとまとめてみました。
出かける前に考えること、会場に着いたらどうしたらよいかから、「着席」→「乾杯」までの【準備編】となっています。

1.質問:「作法」や「マナー」とは、いったい何でしょう?
  答え:同席する人たちへの「思いやり」です。
      けして「規則」ではありません。

「テーブルマナー」と聞くと、「堅苦しいし、面倒だな」と思う方もいるでしょうし、「難しそうだな」と思われる方もいるでしょう。
しかし、本当の意味は、そうではありません。
洋食でも和食でも中華でも、一緒に食事をする人達にイヤな思いをさせないための「思いやり」を行動にうつしたもの、それが「マナー」です。

2.質問:会食に出かけます。服装の注意点はあるでしょうか?
  答え:香水・化粧品・整髪料などで、強い香りのものは避けましょう。
     また、器を傷つける恐れのある大きめの指輪やブレスレットも、
     避けたほうが良いでしょう。

服装は、和装でも洋装でも、会食の用向きにあわせることと、同席する人たちとのバランスが大切です。
今はどんな席でも空調が効いてることが多いので、夏場でも薄い上着を持つなど、調節出来るようにすると良いでしょう。

日本料理は、味とともに、素材やだしの繊細な香りを楽しむ料理でもあります。
そのため、強い香りの化粧品や香水は避けましょう。
自分だけでなく同席者にも影響を及ぼして、味や香りをわからなくさせてしまうからです。
また、美しい器も日本料理の醍醐味ですが、手に持って召し上がることも多いので、傷を付けそうな指輪やブレスレットははずすのがマナーです。

3.質問:会食に出かけます。持ち物の注意点はあるでしょうか?
  
答え:持っていくと役に立つもものは、「懐紙」と「大き目のハンカチ」です。

「懐紙」とは、和紙で作られたやや厚手の紙を束にしたものです。
大きな文具店、茶道具店、紙店、デパートなどで販売されています。
受け皿の代わりに使ったり、小骨や果物の種をまとめたり、こぼれたものを拭いたりと重宝しますから、ティッシュペーパーではちょっと、という場面でも役に立ちます。

大き目のハンカチは、ナフキンが用意されていない席で代わりとしてひざに掛け、同じように使うことが出来ますし、和室でのお座りのとき、膝元を隠すのにも便利です。

4.質問:会食に出かけます。どれくらい前に会場に着くようにしたら
     よいでしょうか?
  答え:受付の有る会食の場合は、30分前着。無い場合は、15分前着。
      レストランの予約の場合は、5分前着。遅刻厳禁ですよ:笑

大きな会合、披露宴などの場合など、受付が有る場合は、30分前に到着するように出かけましょう。
開宴時間が近づくと受付が混みあいますから、身じまいやトイレの時間がとれなくなります。
受付が無い場合は、身じまいやトイレの時間を考えても、15分前着で良いでしょう。

レストランの予約の場合、料理は食べごろを考え、予約の時間に合わせて準備されています。
あまり早くから待ち構えている必要はありませんが、5分前には着くように出かけましょう。
事情で遅れる場合は、なるべく早く連絡を入れるのがマナーです。
(席を押さえるのはお客様の権利ですが、外国のレストランなどでは、連絡無しに予約時間から遅れた場合、数分でもキャンセルとなり、その席には他のお客様が入ってしまうことがあります。契約の一方的な破棄、と見られてしまうわけですね)

5.質問:会場に着きました。まず、どうすればよいでしょうか?
  答え:大きな荷物は預けて、洗面所を使い、身だしなみの最終チェックを
      しましょう。
      トイレも忘れずに済ませておくこと。

ホテルや大きなお店には、手荷物を預かってくれる「クローク」があります。
席まで持ち込むと邪魔になると思われる物やコートなどは、クロークに預けておきましょう。
クロークの無いお店の場合は、キャッシャーなどで預かってもらうか、席まで持っていかれるかのどちらかになります。
ただし、いずれも貴重品や壊れ物は預けられませんので、自分で持って席に着きます。

席に着く前にはトイレを済ませ、洗面所へ寄って身だしなみの最終チェックをします。
指輪やブレスレットを外したり、器に付きにくいように口紅を押さえたりしておくと良いでしょう。

6.質問:会場に入りました。イスの座り方はどうすれば良いでしょう?
  答え:イスの左側に立ち、右手でイスを引いて座ります。
      テーブルと身体の間は、こぶし一つ分くらい空けて座りましょう。

洋食でも和食でも中華でも、テーブルに向かってイスに座るときは、左側から座ります。
また、女性と男性では、女性が先に座ってから男性が座ります。
これは、どちらも公式の席での約束事(プロトコール)として、世界共通のマナーとなっているのです。
実際に座るときは、右手でイスを引き、右足から入って静かに座ります。
テーブルと身体の間は、こぶしが一つ分入るくらい空けておくと良いでしょう。

7.質問:席に持ち込んだ荷物はどうすれば良いでしょう?
  答え:大きな荷物は左足元か、テーブルの下の床に置きます。
      小さめのバッグなどは、背もたれと自分の背中の間に置きます。

料理を運ぶ係りは、通常お客様の右手側からサービスをします。
そのため、踏まれたりしないように左側の足元に置くか、テーブルの下に入れると良いでしょう。
小さめのバッグは、背中とイスの背もたれの間に挟むようにして置くと良いでしょう。
くれぐれもテーブルの上には置かないで下さい。

8.質問:おしぼりとナフキンはどう使うのでしょう?使い方は違うのでしょうか?
  
答え:おしぼりは、食事前に手を拭くために使うものです。
      ナフキンは、食事中に口元と指先を拭くために使います。

おしぼりは、着席してすぐに出されます。
日本料理では、箸でいただきにくい料理があったら、手を使っても良いとされていますので、きれいに手をぬぐって料理を待ちます。
おしぼりは、けして顔や首を拭くものではありませんし、テーブルや会席盆上を拭くものでもありません。
使ったら、軽くたたんでおしぼり受けに戻します。

ナフキンはもともと洋食の席で使われていたものですが、次第に和食や中華の席でも用意されるようになりました。
ひざに掛けるタイミングは、着席して一呼吸おいたあたりか、乾杯が済んでからが良いでしょう。
一般的には、二つ折りにして使いますが、口元を拭いた時に着く汚れが、他の人に見えないようにすることが大切です。
折り山を向こう側にして、重ねた部分の裏側を使うと、汚れが他の方に見えませんし、自分の服に着くこともありません。
中座する時や食事が終了した時は、軽くたたんで会席盆の横に置きます。

9.質問:日本酒で乾杯の場合、杯は置いたままで注いでもらうのですか?
  答え:杯は、必ず手に持って注いでもらいましょう。

日本料理の乾杯は、正式な場合必ず日本酒で行います。
サービス係りが注ぎまわる場合でも、杯は必ず手に持って受けましょう。
その場合、男性は片手でもけっこうですが、女性は両手で持つ方が優美です。

10.質問:日本酒以外で乾杯の場合、グラスは置いたまま注いでもらうのですか?
   答え:正式な会食の場合、グラス類は手に持たずに置いたまま受けます。

昨今の会食では、乾杯は日本酒に限りませんね。
サービス係りが注ぎまわる正式な会食の場合、日本酒の杯以外のグラスは、すべてテーブルに置いたまま受けましょう。
列席者が互いに注ぎあう場合は、ビールのみ手に持って受けますが、シャンパンやワイン用のグラス類は、テーブルに置いたまま受けるのがマナーです。

11.質問:「乾杯」はグラスを軽く触れ合わせるものですか?
   答え:グラスは目の高さに挙げ、触れ合わせることはしません。
「乾杯!」という発声とともに、グラスは目の高さに挙げ、両隣と向かいの人たちに会釈をしてから口にします。
相手と自分の健康や、幸せを願ってする「乾杯」ですから、万が一グラスが強くぶつかって割れた場合、後味の悪いことになりますよね。
グラス類はクリスタルガラスを使っていることも多いですから、傷つけないように大切にしたいものです。

法事の後の会食の場合は、「乾杯」ではなく、故人に対する「献杯」をします。
杯に常温のお酒を半分くらい注いだものを各人が手にし、「献杯」の発声で目よりも高く挙げます。
その後、列席者との会釈はせずに杯を口にし、静かに着席します。

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うぐいすの練習♪

四月もとうとう、残り七日あまりとなりました。
寒さの厳しかった今年は、春の訪れが本当に待ち遠しく、桜の美しさも際立っていたように思います。

卯月も末の「行く春」「春惜しむ」「春果てる」「暮れの春」「春更く」……。
盛りの春をおもうさま満喫して、いざ「歓楽極まりて哀情多し」となるのか、どこか愁いを感じる季語や言葉が多くなる頃のようです。

ところで、拙宅は普通の住宅街にあるのですが、どういうわけか毎年今ごろの時期、うぐいすの声が聞こえてきます。
梅も桜もとっくに散りきったのに、姿は見えずどこからかたどたどしく「ホーホケ…ホーホケ…」と声だけがするのです。

何日か練習をしているようで、なかなか上手く鳴けないでいたのですが、今朝はとうとう最後までがんばって「ホーホケ……ホーホケ…キョ♪」と鳴けました:笑
無意識に最後の「キョ♪」を期待しているので、いつも「ホーホケ…」で息を詰めて待ってしまい、やっと「キョ♪」が来ると「おお~:笑」と言ってしまう自分―^^’

うぐいすの彼もしくは彼女は、どこかのお宅で飼われているのか、それともお気に入りの木でもあって、毎年忘れずにやってくるのか―。
それにしても、どうしてこんな住宅街に?と思うのですが、声を聞くと「あ!」と思い、今年もそんな時期になったんだな~と、まるで暦のようです:笑

ちなみに、6月半ばからはカッコウの声がしますよ♪

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「資格」に迷う

今朝の在所はすっきりと晴れ渡り、西北部にある山々が、春にしては珍しくくっきりとした姿を現していました。

七十二候では、「葭始生」(よしはじめてしょうず)の頃合い、ヨシやアシが芽吹いてくる頃、と言う意味ですね。

昨夜はだいぶ冷え込んで息が白くなるほどでしたが、太陽にはやはり春のちからがあり、午前中から暖かく、「いいお日和」の1日となりました―。
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私が属しているサービス業界には、たくさんの「資格」があります。
国が認めた資格から、さまざまな団体が認定している資格まで、列挙すると大変な数になりますが、じっさいに業界で働いている私達も、この「資格」には迷うことが多いのです。
今日は、そのあたりのお話を少し…。

だいぶ以前に、サービス関係の専門学校に通う学生さんから、質問を受けました。

「専門学校生だが、学校からいくつかの資格取得を勧められ、悩んでいる。
どれも勉強はしてみたいが、受講料、受験料いずれも高くて、学生の自分には払えそうもない。就職や昇進にに有利と言われたが、実際にそうなのか?」


この質問にたいしての私の答えです。

「学校の方針や事情もあるので一概には言えないが、そう急いで取ることはない」

就職、昇進に有利か?ということについては、その会社の考え方に大きく左右されます。
就職の募集要項に「○○資格取得者は優遇します」と書いてあることもありますし、「まったく関係無い」という会社もあります。

昇進、昇給もしかり―。
入社して何年か経つと、社員に国家試験である「サービス技能検定試験」の受験を受けさせ、合格者には受験料や交通費を支給して、さらに昇給などの参考にする会社もあれば、まったくのノータッチ、あくまでも個人のやること、というスタンスの会社もあります。

仕事については、自分が実際に現場で働き始めてみて、初めてわかることもあります。
自分のやりたい仕事には、いったいどういう勉強が必要なのか、自分は何を知りたいのか、働き出すと出てくるさまざまな「???」に対しての一つの回答が「資格の取得」だということもあるでしょう―。

「資格」というのは、獲得して終わりというものではありません。
車の運転免許に例えるとわかりやすいのですが、「免許」をもらったからといって、誰もがレーサーのように車を自在に操れるわけではありませんよね。

あくまでも、「車を動かすにはこう、止めるにはこう、曲がるにはこう…」という最低限のことを理解し、出来るようになった、ということでの「免許」だと思います。
運転レベルを上げるには、結局その後の練習と意識の継続が大切ですが、これは「資格」もまったく同じことです。

私は、資格を取ることにおいての自分への大きな「+」は、取るための勉強で新しいことを知ること、そして今までの知識をブラッシュアップ出来ること、また、資格を取ってからも新しい知識の勉強をする意欲が続くこと、だと思います。

「資格」があるから仕事が出来るのではありません。
仕事を積み重ねた結果が「資格」として目に見えるカタチになったということなのではないでしょうか。
専門技術で、その資格を持っていないかぎり何の仕事にもならない、という場合を除き、「資格」というのはあくまでも日常の仕事の延長上にあるものだと考えてよいのではないでしょうか。

残念ながら、国家試験以外のものでは、「資格」としての基準があいまいなものも見受けられますし、理由がはっきりしないまま、高額の費用がかかるものもあります。
「事前講習会費用」「本試験の受験料」は言うに及ばず、合格したら合格したで「認定料」を支払わないと「資格」として認めてくれないとか、さらに「認定証発行料」や「認定メダルや盾、パネルの制作費」を請求されることもあります。

「資格」を認定する団体も数多くありますから、中には口の悪い人たち(含む:自分)に、「こんなの金儲け以外の何ものでもない!」とばっさりやられてしまうものもありますし、「そもそも、そんな資格あったの?」というものもあります。

こういうことをふまえると「資格」とは、何が自分に必要で何が大切か、実際に働いてみてから考えても充分に間に合うこと、だと思うのです。

ええと、その代表がここにいます:笑
異動後に新しい仕事として料飲サービスを始めた時、あまりにも何も知らない自分が笑えました。
少しずつ自分の中にスキルを積んで、これで良いのかという確認のため、また、スキルを次の段階に上げるために「資格」を取ったような気がします。
そして、取ってからが本当の勝負―。
それをどう生かすか、それを考えて実際に働くことが、資格の最大の目標だと思っています。

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日本料理の食卓作法Ⅰ-C

昨日のショックが尾を曳いていて、1日もやもやしてしまいました……凹
小心者のクセに、どこかがドカンと抜けているのです……。
なにしろ自分が悪いのですが、なんだか今日はアクセス解析を見るのにも気後れしてしまいました。

まあ、中にはありがたいことに、
「五十歩百歩の例えもあり、六年十三年も同じようなもの」と、
笑いまじりのメールを下さる方もいらっしゃって、ちょっと救われた思いですが、それにしても情けない……。
皆様のお顔が見えないだけに、かえって恥ずかしく感じます―。

……しかし、いつまでもうじうじしていられません!
繰り言をつらつら書いても、皆様には何の関係も無いことですものね。

初心に帰って、第一回目のブログに自分で書いたとおり、
「やってきたこと、今すべきこと、これからやるべきこと、それを考え直すためにも、このブログを大切にしていきたいと思います」です!
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4.乾杯~会食のスタートを告げるもの

全員が着席し、司会や進行担当の方が会食開始の一言を発すると、全員で「乾杯」を行い、いよいよ食事の始まりです。

「乾杯」は日本料理の場合、本来は必ず日本酒で行いますが、現在はビールであったり、めいめい好みのものを用意してもらったり、また、結婚披露宴や祝賀パーティーのなど場合には、シャンパンでの乾杯をすることがあります。

正式な会食の場合は、日本酒にしろシャンパンにしろ、乾杯に使うものの種類が決まっていますから、たとえアルコールが飲めなくても、好きな種類でなくとも、乾杯の時だけは杯やグラスのふちに口をつけるだけはするようにします。

テーブル上にはあらかじめ、日本酒用の杯、ビールグラス、シャンパングラスなどがセットされています。
サービス係りが乾杯用のお酒を注ぎまわりますので、日本酒の場合は、杯を手に持って受けます。
その時、女性は杯を持った右手に左手を添え、両手で受けると優美ですね。

日本酒以外のお酒の場合は、グラスはすべて卓上に置いて受けますが、列席者が互いに注ぎ合うような場合は、ビールグラスだけは手に持って受けたほうが良いようです。
シャンパン、ワインなどの場合は、互いが注ぎあう場合でも、卓上に置いたまま受けるのがマナーです。

全員に行き渡ると「乾杯」となりますが、テーブル席での会食の場合は全員起立し、杯またはグラスをとります。
このとき、起立してから杯やグラスを取りましょう―。
持ったまま立ち上がると、何かの拍子にこぼしたり、衣服にはねかかったりすることがあるからです。

和室の場合は本来座ったままで行いますが、「乾杯」の発声の方だけが立ち上がることがあります。

正式な乾杯の方法は、「乾杯!」と言う発声で、目の高さに杯やグラスを上げ、隣席や向かい側の列席者に会釈をしてから口をつけます。
この時、正式な会食では、シャンパングラスやワイングラス、ビールグラスを互いに触れされることありません。
グラスとグラスを触れさせるのは、かえって失礼な場合がありますので注意しましょう。

乾杯が済んだら着席しますが、この後は料理に合わせた飲み物がサービスされますのでそれを待ちます。
もしもソフトドリンクや、他のアルコールが欲しい時は、近くに来たサービス係に声をかけましょう。

披露宴や祝賀会などの正式な会食中の飲み物としては、日本酒、ビール、ワイン、ソフトドリンクが用意されることがほとんどですが、焼酎、ウィスキーなどの用意がある場合もあります。

 ※「乾杯」と「献杯」
「乾杯」とは、列席者それぞれの健勝を祈って杯を挙げ、同じ場所で飲食を共にすることでのつながりを寿ぐ(ことほぐ)「ハレ」の習慣です。
これに対して、法要後の会食の時に行われるのは「献杯」(けんぱい)と言い、故人を偲び、杯を挙げて献するものです。

献杯は日本酒で行う場合がほとんどですが、杯に常温の酒を半分ほど注ぎ、「献杯」という発声で杯を目線よりも高く挙げて、そのまま口にします。
乾杯の時のような列席者同士の会釈は行いません。


・ずいぶん長いことかかって、やっと「乾杯」までたどりつきました:笑
 この後は「会食編」になりますが、またもや気長にやってまいります。

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申し訳ありません!! 

四月、松の新芽が緑濃く芽生える頃という意味で、晩春を表す「若緑」(わかみどり)という季語が使われます。
他にも「松の緑」「初緑」「緑立つ」「松の芯」などなど、緑づくしの季節がやってきます。
寒の戻りが急に来ても、植物はたくましく芽吹いて成長しますね。

今日(20日)の在所は、変わりやすい天気と強風で、まさに「春の嵐」という一日でした。
たった今、強い雨がたたきつけたと思ったら、もう陽が射してこんできます。
空を見上げると、東と北には真っ黒な雨雲がたれこめていますが、上空には春のやわらかな青空に、白い雲が速いスピードで流れていきます。
そうしているうち、みるみるまた次の雨雲がやってきて、大粒の雨が勢いよく振りだしました。
轟々とうなる強い風の中、今日は一日中、その繰り返しでした。
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   <ヘタれ女将から、本当にヘタれなお詫び>

……ところで本日は、このブログを見てくださっているすべての方に、お詫びしたいことがあります!!
ただひたすら、自分の馬鹿さ加減にあきれ果て、情けなさを通り越して怒りたくなってくるくらいの間違いを、このヘタれ女将はやらかしておりましたっっ!!:泣

それは、私が女将になってからの年が、6年ではなく、
 
 すでに10年をとっくに超えていること!!
です……:号泣

本当に申し訳ありません!!
なぜ「6年」という数字が脳内に刷り込みされているのか、本人もまったくわかりませんが、なぜかいつまでも「社内で異動になって、女将はじめてから6年♪」と固く思い込んでおりました!

昨日、後輩と備品管理の話をしていて、大女将が最後に記録したものを引っ張り出してながめていたら、私の字で引継ぎのメモ書きがあり、日付を見て固まりました……∑

けして年齢詐称、ならびに偽装のつもりは無かったのですが、本当に本当に申し訳ありません!!!

後輩からも冷たい目で見られ、大きなため息をつかれながら、
「いくら若く見られたいからって、それはちょっとどうかと思われますが…」
「考えても見てくださいよ、新卒で入社の私が○○才ですよ?!なんで自分ばっかり時間よ止まれ!みたいなこと言ってんですか!!」
と怒られまくりました:泣

心の底から反省して、皆様にお詫び申し上げます!!

ええと……「10年を軽く超えて」と書きましたが、正確には「13年」です……。

過去のブログでずうずうしくも「6年」と書いてあるところは、正直に「13年」に直してまいります……。
はあぁ~、倍も違うって、ホント、どうよ自分……:泣

もう、ものすごく恥ずかしくて、一瞬「エイ!このまま6年で通しちゃえ!!」とも思ったのですが、早晩つじつまが合わなくなってくる話もあるでしょうし、何より自分が気持ち悪いのです…。

本当に本当にすみませんでした!!
だいぶ凹みましたが、明日からまたがんばりますので、良かったらまた見てやってくださいませ……。

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習ってみたいもの・小唄 端唄

今日は二十四節気の一つ「穀雨」(こくう)ですね。
「穀物」の「雨」と書く通り、春の恵みの雨が田畑を潤し、穀物の成長を助けるという頃合いです。

穀物に限らず、生き物にはありがたい恵みの雨―。
今年は例年になく「黄砂」がひどく、北京では30万トンもの砂が降り注ぎ、海を越えて日本はもちろん、カナダ、北アメリカでも観測されたそうです。

中国国内だけでも、推測ですが1年間に香川県と同じくらいの面積が毎年砂漠化している、という記事を何かで読んだ覚えがあります。
ロシアでも、広大な内海がほぼ渇水してしまって、代々漁業で生計を立ててきた人達の村がいくつも廃村になっているとか…。

一方では、集中豪雨によっての水害、ハリケーンや台風の大型強力化など、雨の降りすぎによる災害も増えています。

「水と安全はタダ」という、ありがたい国に生まれ育った私達には想像もつかないくらい、世界での水問題、砂漠化の問題は深刻なんだと気づかされるニュースです。
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ウチへよくみえるお客様に、お酒が入って興がのると「小唄」を口ずさむ方がいらっしゃいます。
TVや映画、舞台で耳にしたことはありますが、目の前で唄う人に初めて出会いました!

男女の色恋を3分あるかないかの曲にさらっと乗せて唄う「小唄」、なんとも粋ではありませんか?
自分がもし三味線を弾けたなら、ちょっとあわせて差し上げられるのになぁ…と思ったりして、ぽや~んと夢見て習いたいと…:笑(←単純!)

実は2年ほど前、在所で発行されているフリーペーパーの「教えます・生徒募集」の欄に、「小唄・端唄を教えます。三味線も教えます。」という教室の案内が出ていました。

お名前を見る限り個人の先生で、ご自宅を教室にしてらっしゃるようだったので、電話で詳細をお聞きしようとかけてみたのですが、なんとご病気で教室を続けられなくなったとのこと、残念ながらとうとう弟子入りはかないませんでした。

その後は、忙しさにかまけてしばらく忘れていたのですが、このブログに遊びに来てくださる方が「端唄」のお稽古を始められたと聞き、「やってみたい!!熱」が再炎:笑
田舎の在所でも、どこかにお師匠様がいるのではと、探してみようかと思っています。

ちなみに、「端唄」は江戸時代の後期から幕末に生まれた小歌曲です。
もとは、長唄から派生した庶民の流行歌でしたが、明治に入ると「小唄」に取って代わられるように衰退していきます。
「小唄」は、幕末に清元節から派生したと言われ、端唄と同じように三味線をつかう小歌曲です。
明治時代になってから確立され、大正、昭和と受け継がれて家元も増えていったようですが、戦後「小唄ブーム」がおきるほど、庶民に浸透していました。
(日本文化いろは事典より)

心配なのは、ギターに挫折した私が、三味線に好かれるはずもない、ということですが、なんにしろ始めてみないことにはわかりません。
まずは、教えていただくお師匠様をゲット出来るのかどうか、そこから始めたいと思っています。

この一月半ほど、ちょっと忙しかったので余裕が無くなっていたのが自分でもわかったのですが、ようやくいくらか落ち着いてきたみたいですね。
なにか新しいことをやろうかと思えるようになると、お!元気出てきたな♪と自己診断しています:笑

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美味しい生ビールあります!

久しぶりにすっきりと晴れました。
こんな日は大物を洗濯して、布団干しをしたいな~と思いながら、しぶしぶ出勤です:笑

更衣にはまだ早いですが、着物もちょっと明るめの色を出して、帯も変えてみました。
なんとなく気分も軽くなって、仕事をがんばれる気がしてくるのが単純な証拠―♪
ま、元気が出るならそれで良しとしましょ:笑
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暖かい気候になってくると、ビールや冷酒のオーダーが増えますね♪
寒い季節に暖かい部屋で飲む、贅沢な生ビールも美味しいのですが、やっぱり陽気に誘われて乾いたのどに流し込む生ビールは最高!と思います。

お酒を提供する側から言うと、どうせ飲むなら、美味しいものを美味しい状態で飲んで欲しいのですが、となると、気を使うのは生ビールの管理です。

生ビールとは、酵母を熱処理ではなく、ろ過によって取り除き、樽や瓶詰めにしたビールのことです。
現在、日本で造られているビールは、瓶でも缶でも、そのほとんどがこの「生ビール」にあたりますが、いわゆる「ナマ、ひとつね!」というのは、その中でも金属製の樽に詰められ、専用のサーバーで注がれたものを指すようです。

お客様が、
「瓶や缶よりもフレッシュ感があり、美味しい気がする!」
とおっしゃるこの「ナマ」ですが、実は「美味しい!」と言ってもらうために、提供する側が気をつけなければならないことが2つあります。

たかがビール、されどビール、どうしても美味しいビールを提供したくて、ウチの店では日課として365日やっていることを、ちょっとご紹介しますね。

1.清潔第一!!
ご存知のように樽詰めビールは、専用のサーバーにつながれ、別につながれる炭酸ガスボンベからの圧力で、グラスやジョッキに注がれます。

この時、ビールの出口となる注ぎ口はもちろん、樽からサーバーの中を通るパイプも、毎日必ず朝と晩の2回洗浄し、さらに週2回、パイプにスポンジボールを通して洗っています。

また、樽に取り付けるジョイントと注ぎ口は、週1回外して除菌液に一晩漬け、徹底的に洗います。

ビールは栄養分がありますから、雑菌が繁殖しやすいですし、汚れたパイプや注ぎ口を通ることによって、せっかくの新しいビールも風味が変わってしまいます。
また、不潔にすることによっての万が一の事故も恐いですから、「清潔第一!!」は、何よりも最優先事項なのです。

2.泡はクリーミーなものを、後からそっとね!
新人さんと、お酒を飲まないスタッフは、なかなか生ビールを注ぐのに苦労しています。
特に、泡とはよく格闘していますね:笑

生ビールを注ぐコツをメモにして貼ってあるのですが、実際に目の前で注いで見せると効果バツグンです。

「嬉しそうな顔して注ぎますね~:笑」って、オイ、私の顔を見ててどうするよ!とツッコミますが、スタッフいわく、そのまま口に持って行き、あおり飲みしそうなほどの顔だとか…笑

グラスやジョッキは斜めにして、ビールが内側を滑っていくように注ぎ始め、半分を超えたら静かに立てて、七分目まで泡を立てないように注ぎます。

サーバーのレバーは、手前に引くとビールが出ますが、奥に倒すと、細かい泡が出ます。
七分目注いだビールの上に、きめ細かいクリーミーな泡をそっと乗せて、ハイ!出来上がり♪

細かくてクリーミーな泡は、大きな泡と違ってなかなか消えませんから、ビールの表面を覆って酸化を防ぎ、味を守ってくれます。
この泡が、1杯のビールを美味しく飲ませてくれる重要な役割なんですね~♪

最近は家庭用のサーバーが発売になり、CMなどでも注ぎ方をPRしたりするようになりましたが、実際まだまだ衛生管理と、美味しい注ぎ方は浸透していないような気がします。
自分が出先で注文した時、出てきたビールに「えええっ?」と思うのは、ちょっと寂しいものがありますよホント―。

ウチの店で、売り物のビールを私がぐびぐびと飲むことはまず無いのですが、それでもちょっと味を見たりするときは胸を張って、
「か~っ!!ウチのビールは美味い!!ぷは~っ!!」と言っています―:爆笑

……ええと、実は「ビア&スピリッツアドバイザー」なんていう資格も持っているのですが、だからと言ってどうと言うことはナンニモありません:汗汗
ただ、自分が美味い酒を飲みたいがために勉強しただけなので、あんまり役にもたっていないのが現状ですね……:苦笑

いえ、ですから、呑んだくれぢゃありませんたら……:笑

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桃花開き、先が楽しみ♪

山梨県の桃は、収穫量が日本一です。
ちょうど今頃が花の見ごろで、周りの山の中腹から盆地を見下ろすと、盆地全体が桃色に霞がかって見えるとか…。
まさに「桃源郷」の眺めなのでしょうね―♪

「果物で何が好き?」こう聞かれると、考えることなく「桃!!」と言います。
果物はおおむね何でも好きですが、いつからか私の中で「桃」は別格になっていました:笑
「なぜ好きか?」と聞かれても困るくらい、「桃だから好き」なのですが、黄桃ではなく、断然白桃派です♪

何年か前に、上記の山梨へ念願の「桃狩り」に行きました。
平日ということもあり、ほとんど観光客が居なくて静かなのは良いのですが、ということは桃園もほとんど無人の有り様で、「桃狩りしたいんですけど~!」と裏の畑まで声をかけに行く始末でした:笑

畑の草取りをしていた小父さんが、観光桃園ではなく、出荷用の桃を食べさせてくれると言うので、軽トラックで桃畑まで送ってもらったのですが、小父さん、たわわに実った1本の木を指差していわく、
「この木1本、ぜ~んぶ食べて良いヨ!時間も気にしなくていいから、見計らって迎えに来てやるヨ!んじゃなっ!」

取り残された我々は、総勢5人―。
あたりに人影がまったく無い、ちょっと小高い丘の桃畑―。
目の前には、見上げるほど大きな桃の木が1本、脚立付き、まるまる食べ放題―:爆笑

食べましたねぇ…食べても食べても食べても減らなかったけどね♪
なんか、孫悟空が西王母の桃園で、ひたすら食べまくった様子を思い出しちゃいましたよ。
だけど、こちとら孫悟空と違ってタダの人間ですから、いくら好きだって限界があります。
大きい桃を7、8個(←!!)も食べれば、大抵はおナカいっぱいなのでした:笑

ところが、いいかげん人間達が桃狩りに飽きても、小父さんが来てくれる気配がありません―@@
あたりには誰もいないし、初めての土地で道はわからないし、けっこう観光桃園からは離れてた記憶があるしで、とりあえず動かないで迎えを待とう、ということになりました。

1時間経ち、2時間経ちして、ようやく軽トラックが見えたときはひと安心でしたが、小父さんいわく、
「畑仕事に熱中してて、お客さんが居るのすっかり忘れてたヨ!!」とのこと……。
あやうく桃畑で遭難するトコでした:笑

あんなに思いっきり桃を食べたのはあれ以来無いですが、久しぶりに桃狩りに行きたいなぁ―。
今年は一つ、山梨まで出かけますかね…♪

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日本の祝事-子供編5

変わりやすい天気が続いていますが、陽が射せば汗ばむくらいに暖かく、たっぷり降った恵みの雨水のおかげで、緑の新芽があちこちに芽吹いています。
この頃から来月にかけて在所の山々は、白っぽい薄緑に、ところどころ新芽の赤や薄桃色が混ざり合った、何ともいえない柔らかな色味で目を愉しませてくれます。

この季節、野遊びをすることを「踏青」(とうせい・青きを踏む)と言い習わします。
もともとは中国の風習でしたが、奈良から平安時代あたりで日本に伝わり、盛んに行なわれました。

まあ、今で言うなら「ピクニック」というところですが、野山に出かけて萌え出た若草を踏んで遊ぶことを意味し、この日ばかりは食べ物や飲み物を持って連れ立ち、1日中緑を楽しんだと言われています。長い冬があけ、待ち望んだ春を皆で喜び、また、田植えに忙しくなる前の息抜きでもあったのでしょうね。

海沿いの村や町では、「磯遊び」と言って、同じように1日「磯」で遊び、潮干狩りなどをしたと言われています。

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日本の祝事-子供編5

<子供の誕生と健やかな成長を祈る祝い>   
    1.帯祝い・着帯の祝い
    2.出産の祝い
    3.お七夜 命名式
    4.お宮参り
    5.お喰い初め、百日の祝い
    6.初節句
    7.初誕生祝
    8.七五三
  ************************************

7.初誕生祝
生まれてから1年、初めて迎える誕生日の祝いは、古くから盛んに行われています。
伝い歩きを始めたり、赤ちゃん言葉をしゃべるようになったりと、健やかな成長の様子を家族みんなで見守って、微笑ましいひと時を過ごすのも良いものですね。
また、生まれてからの1年間、いろいろと気遣ってくれた身内の人達に、感謝の気持ちを表す席でもありますから、父方母方の祖父母達を招いて、にぎやかに祝いの宴を囲みましょう。

この時、赤ちゃんに「一升餅」や「米一升」を背負わせて歩かせる、という風習があります。
赤ちゃんにとってはとても重くて、なかなか歩けるものではありませんが、これは将来、
「子供が家を早く出ることが無いように」という験かつぎなのです。
「家」の存続がもっとも大切だった時代に、後継者が「家」をないがしろにしないように、という願いをこめて始まった風習と言われています。

現代風にするなら、小さいホールケーキにろうそくを1本立ててお祝いするのも楽しいですし、「一升餅」を丸ごと1個ではなく、小分けにしておいて(紅白の丸餅を3個ずつなど)、列席してくれた皆さんにそれぞれ持ち帰っていただくのも良いですね。
背負わせる時も、小さなリュックを用意して行ってお餅を入れると、安定して背負わせやすいと思います。

お餅は、和菓子屋さんなどに注文すれば、前日または当日に用意してくれるでしょう。
「初誕生祝の一升餅」と言うか、「誕生餅」というとわかってくれると思います。
また、祝いの席をレストランや料理屋さんに頼む時は、お店に相談すると手配してくれる場合もあります。

ホールケーキなども手配をお願い出来るところがほとんどだと思いますが、もしそれが出来ない時は、持ち込みをさせてもらえるかどうか相談してみましょう。

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肩こり、頭痛持ちの話

頭痛がしております……偏頭痛持ちです…Σ
自分では意識していなかったのですが、エライ肩こりだそうで、以前受診した時、お医者さんに驚かれました。

―っていうか、昔あまりの頭痛に在所では大きな病院に行ったら、最初診てくれたお医者さんが深刻な顔して「すぐに脳波とCTとMRIを撮りましょう!」って言ったんですよ!
で、時間かけて撮ったわけですが、まったく原因が見つからない:爆笑

画像見て先生が悩んでる間も、血圧下がってめまいはするわ嘔吐はするわで、ずいぶん看護婦(当時の表記)さんにご迷惑をかけました。
「取り急ぎ即入院、絶対安静!」とか言われたんですが、結局は翌朝に放免されて、「じゃ、通院ね!」と言い渡されました。

その時は自分も、小さい時から丈夫だけが取り柄で生きてきたので、思わぬ事態にうろたえてしまい、しおたれていました。
日頃丈夫な人ほど、ちょっと調子が悪いと凹むというのを、あの時は身を持って知りましたねまったく:笑

しかし、その後まったく改善されないので、紹介された心療内科の所へ行ったら、両手で頭をつかまれ、そのまま首、肩、背中と触診されて、上記の言葉が……。

「あんた、エラい肩こりやねぇ~!」 
(関西出身)

「はあっ?!?!!」


本人は普通だと思っていたので、言われるまでまったく気づきませんでしたし、逆に
「肩こりの人って辛そうだな~…。あ~自分肩こりじゃなくてよかった♪」
などと思ってましたよマジで:笑

当時、「心療内科」って新設されたばかりで、どんな治療をするのかと思っていましたが、私の場合は「じゃ、鍼(はり)打ちましょ」と言われ、身体の後ろっかわ、頭のてっぺんから尾骨まで、びっしり鍼を打ってもらいました。

この先生は、西洋医学の医師免許の他に、鍼灸師の免許も持ってらっしゃる先生で、東洋医学と西洋医学を組み合わせる診療をなさってる方だったんですね。
飲み薬も漢方だったりしましたし―。

私にとっては生まれて初めての「鍼治療」でしたが、初めの2~3回が過ぎると、だんだん楽になっていくのがわかるようになり、半年も過ぎるころには、頭痛が起きる回数もすっかり減りました。

偏頭痛のこともいろいろと教えていただき、完治は難しいかもしれないけれど、気長に付き合っていくこと、痛みを我慢しないことなどを学習しました。
やっぱり「知らないことは怖い」ですもんね…。

当時教えていただいたところによると、偏頭痛には種類があって、大きく分けると
1.緊張などで、血流が滞って起きるもの
   こめかみから、後頭部が締め付けられるように痛んだり、重い痛みが長く続く
2.何らかの原因で血流がよくなり過ぎて起きるもの
   拍動にあわせるようにズキンズキンと痛むことが多い
があるそうです。

原因が逆ですから、手当ても逆をしてしまうと痛みが悪化しますね。
1は、シャワーやお風呂に入って温めたり、蒸しタオルなどを後頭部から首筋にあて、安静にすると痛みが薄れますが、2の時にこれをすると逆効果です。
2は、冷たいタオルで後頭部や首筋を冷やし、薄暗いところで頭を高くして横になると、楽になってきます。

また、どちらのケースも「前兆」というか、自分にはわかる「なんとなく痛くなりそう」というものがあるので、その時にいわゆる「頭痛薬」を飲むのがお勧めです。
「薬はどうも…」という人も多く、実際私もそのひとりでしたが、今は薬の質も上がっていますし、上手く使って痛みが無くなるほうを選ぶようになりました。

あくまでも自分の経験ですが、完全に痛みが始まってから飲むと、効き目が弱いのです。
あ、来そうだな、とか、痛み始めたな、というあたりで飲むと、ほとんどそれ以上ひどくならずに、いつのまにか痛みが消えています。
嘔吐するほどの痛みを思うと、我慢して良い事は何一つ無いと思いますよホント…:笑

今回も痛み出してからすぐ常備薬を飲んだので、ブログを書き始めた時の痛みが、今はもう消えていますモンね♪
ほっとすると言うか、助かった!って感じかなぁ…。

え?肩こりですか?
はい、現在もよ~く凝ってます:笑
時々自分へのご褒美に、プロのマッサージをお願いするのですが、たいていは
「指が入りません!」「頼みますから、しばらく通ってください!」
などと言われています:笑
しかしながら、通うには元手がかかりますよね~。
しがない勤め人女将には、なかなか難しいのですよ…@@

上記の鍼は健康保険で打ってくださるので助かりますが、なかなか予約が取れず、こちらも間があいてしまうのが難点…Σ
あとは自分で出来るマッサージとか、低周波治療器とか、日帰り温泉ぐるっと湯煙の旅とか(←?)それなりに手を尽くして戦っております♪

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日本の祝事-子供編4

昨日14日は、満月でした。
春は、秋冬のようにすっきりと晴れ渡ることが少ないのですが、昨晩はうそのように雲がとれて、きれいなお月様を堪能できました。

七十二候では「虹始見」(にじはじめてあらわれる)の頃合い、「冬には見られなかった虹が、見られるようになってくるころ」という意味ですね。
乾燥した季節が終わり、「菜種梅雨」などの言葉があるように、潤みの季節が始まっています。

ところである方に指摘されたのですが、このブログは一回一回が「長い」とか…。
字数などをあまり気にせずに書いていたのですが、そんなに「長い」ですかね…?
つまらない文をだらだら書くだけなら、短く切れよくわかりやすい文をズバッ!!とUPしたいものですが、切れよく短い文章は難しいですね~Σ
たくさん書いて、たくさん読んで、自分の言葉を磨いていくしかありません―。

指摘を下さった方は、「長い」こと自体がどうこうというよりも、「とても長いので日々書くのが大変では?」という意味でご心配くださったようですが、ありがとうございます、無理せず続けられるようにがんばります!!
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日本の祝事-子供編3


<子供の誕生と健やかな成長を祈る祝い>   
    1.帯祝い・着帯の祝い
    2.出産の祝い
    3.お七夜 命名式
    4.お宮参り
    5.お喰い初め、百日の祝い
    6.初節句
    7.初誕生祝
    8.七五三
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6.初節句
赤ちゃんが生まれて、初めて3月や5月の子供の節句を迎えるときが「初節句」です。
雛人形や五月人形を用意して、赤ちゃんの健やかな成長を祈ります。

お雛様や五月人形は、本人の代わりに厄災を引き受ける、「形代」(かたしろ)の役割を担うものと考えられ、守り神として用意するものです。
いずれにしても、赤ちゃんの健康と長寿を願うものとなっています。
昔は、今ほど医療も発達していませんでしたし、栄養状態も良くありませんでしたので、赤ちゃんの死亡率は高いものでした。

出産から始まって、お七夜・お宮参り・お喰い初め・初節句と、赤ちゃんの健やかな成長と長寿を願う祝い事が続くのは、それだけ新しい命が大切だったからであり、無事に育って家族の一員となることを切に願っていたことの表れといえるでしょう。

一般的にですが、女の子の雛人形は母方の祖父母が、男の子の五月人形は父方の祖父母が揃えることが多いようです。
赤ちゃんの体調が良いようなら贈られた人形を飾り、近しい身内を招いてお祝いの膳を囲みます。

これ以降の節句祝いは、家族と父方母方の祖父母だけで祝うことが多いようです。

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「人を使う」ということ・続:女将って?

そもそも、女将業に対して、なんとなく中途採用されたような感がある私には、今だもって「女将」とは何かが、良くわからずにいます。

営業の人間などは、「各部屋に挨拶に行って、酌の一つも…」などと言いますが、全部のお客様がそれを喜ぶわけでもなし、いわゆる「美人女将」でも無いので、客寄せの看板になるわけでなし―。

ありゃりゃ?昨日に引き続いて、ヘタれっぷりの大盤振る舞いか…っ??:自爆

まあ、おふざけ抜きに、13年やってみて、個人的には「裏方の最たるもの」だとは思っていますね。
それは、接客担当のスタッフ達が気持ちよく楽しく仕事をするために、あらゆる環境を整え、不足無く準備をし、手配りをする、それが自分の仕事だと考えるからです。

お客様の立場からしたら、どんなに素晴らしい造りの部屋でも、最高の食材を使った料理でも、サービスの印象が悪かったらすべてが台無しではありませんか?

こと店内のサービスに関しては、直接お客様に接するスタッフ、いわゆる仲居が最も重要なポジションであり、そこでのお客様からの評価がそのまま=店の評価だと思って間違いないと考えています。

ですから、どうしたらスタッフに最高最強のサービスをしてもらえるか、その方法を考えて実践すること、それが私の考える「女将」の第一優先業務、というわけですね……。
口幅ったいのですが、以下が現在実践中のいくつかです―。

「仕事は機嫌良く」が私のモットーですから、いつも自分が「平ら」でいること。
自分の機嫌の良し悪しで、下の人間に態度を変える人たちをずいぶん見てきました。
自分がされて嫌なことは、人様にもしないこと、まずは自分からの実践です:笑

失敗があった時に、ミスしたことそのものを責めるのではなく、次に同じことを起こさないようにするにはどうするか?を考えさせること。
どんなに注意していても、人間ですからミスは起こります。
起きてしまったことをあれこれ言うのは簡単ですが、ではなぜそのことが間違いなのか、それを理解しない人は、必ず同じことをしてしまいます。
理由がわかれば理解できます。「起こさない」ことを考えるのが大切なんだと思っています。

あとはそうだな~、スタッフとの「お友達付き合い」をあきらめること、ですかねぇ…:苦笑
(↑何を言い出すのか:笑)
まあどのみち、ぴったりくっついてぺちゃぺちゃ喋るのも苦手だし、頭でいる以上、愚痴と文句は言われるモンであって言うモンじゃあないし…うーんうーんΣ

他にも、ちょっと車好きのスタッフと、WRC(ワールドラリーチャンピオンシップ)の話題で盛り上がろうモンなら、「○○ちゃんは女将さんに気に入られてるから―」なんつーことをのたまわってくださる方が居たりもするしで、全方位に等距離を置くのが無難な情勢…。

スタッフとしても、頭は文句の対象であった方が緊張感があって良いんでしょう:笑
あまり同じスタンスだと、「バカコケ」言いにくいですもんね、かなり乱暴な理屈ですが:爆笑
まあ、少し寂しい時もありますが、仕事は「仲良しクラブ」じゃないので、そこんトコが大切なんでは…@@

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「人を使う」ということ・女将って?

在所では、昨日今日と公立小学校の入学式が多いのですが、残念ながら雨模様でした。
七十二候では、「鴻雁北」(こうがんきたす)、暖かくなってきたので、雁が北へと帰っていく頃合い、という意味ですね。
桜なんてまだまだ、と言っている北国でも、もうすぐ雪解けとなることでしょう。

また、今日は旧暦の3月14日にあたります―。
西暦1701年、元禄14年のこの日、赤穂城主の浅野内匠頭が吉良上野介を殿中にて刃傷し、あの「忠臣蔵」へと続く発端となりました。
お話としての「忠臣蔵」と実際の出来事のあいだには、かなり相違点もあるそうですが、それでも長いあいだ人々の記憶に残る事件だったのは違いありません。
雪の日の討ち入りは、この春の日から始まっていたのですね―。

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「女将」などと呼ばれて、何人ものスタッフと働いてはいますが、私自身の自覚が足りないなぁ~、と思うことがよく有ります。
ずっとこの現場でがんばってきて、少しずつ経験とスキルを積み重ねてきた古参から見たら、私などはまだまだポッと出の素人なんだろな、と思うこともしばしば…:苦笑

そんなわけで、自分としては「女将でござ~い」というよりも、スタッフの「小間使い」の気分というか、そういうスタンスでおりますデス―。
まあ、こんなことを申し上げると、「”女将”としての自覚を持て!!」などとお叱りを受けるかもしれませんが……ええと……申し上げにくいことながら、いまだにわたくし、「女将」ってなんだかよくわかりませんっっ…ごめんなさいっっ…!!
(↑誰に謝っているのか…:笑)

まあ職種はどうあれ、一つの職場のアタマと考えれば良いんじゃん?などと軽く考えておりましたので、とりあえず、
1.スタッフが気持ちよく、機嫌よく働いてくれると、お客様の機嫌もよくなる!
2.職場内の出来事は、とにもかくにも全部ケツを持つ!(←一部表現が…すみません)
この二つだけ考えて、「女将」を引き受けました。

1に関しては、スタッフが働く環境や条件を良くすれば、働くことが楽しくなるし、そうすると笑顔も増え、サービスにも気合が入り、最終的にはそれをお客様に還元できる、という考えですから、「okamider式”風が吹けば桶屋が儲かる”戦術」となります。

2に関しては、職種がどうあれ、職場の規模がどうあれ、自分が任された部署で起きるすべてのことは自分がケツを持つ!という決意表明です。
1+1=2、8÷2=4、そんな風にきっちり結果がでないのがサービス業ですし、行き当たりばったりというか、良い表現だと「臨機応変」というか、だいぶ解釈に幅のある部分もあります。

経験を積んで初めて理解できる事も多く、新人さんは失敗しながら覚えていくものですから、そんな時は誰かが頭を下げることになります。
ベテランさんだって、慣れゆえのミスもありますし、初めてのケースに遭遇することもあります。

もちろん、お客様にとっては「すみません!これもスタッフの勉強ですから―」なんてことが通るはずはありません。
ご迷惑をかけないように、あらかじめ万全のフォローをするのですが、それでも何か起こってしまったら、それはフォローし切れなかった自分の責任だということを肝に銘じる決意表明、というわけですねぇ…。

まあ、でも実際はそんなカッコイイもんじゃありません:笑
あれもこれも、ひとえに私の人徳が無いばっかりに起きること……。
おまえが一番しっかりせいよ!!と、自分に自分で「喝」を入れているようなモンです。
ありゃりゃ、やっぱりわたくし、相当なヘタれっぷりですわね:爆笑

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日本の祝事-子供編3

始めの頃のテーブルマナーにも書きましたが、「桜」とは、大和言葉の「サ」「クラ」から成り、「サ」は「稲の神様」を表し、「クラ」とは「座」、すなわち「稲の神様が座すところ」という意味になります。
春になると、稲の神様は山から下りてきて里の桜の木に座し、その証として、木は花をつけると考えられたわけですね。

神の座す桜の花が例年よりも早く散ると、里人は稲が不作になる、と言いならわしました。
また、桜が散る頃には疫神(えきしん)が活発にうごき、さまざまな病がはびこるとも言われました。
そのためこの時期、疫神を鎮め、花が早く散らないように、古くから宮中をはじめ各地で「花鎮祭」(はなしずめのまつり・かちんさい)が行われてきたのです。

疫神は三輪山の神といわれ、奈良県では「大輪神社」(おおみわじんじゃ)の祭礼が古くから有名です。
埼玉県の「氷川神社」(ひかわじんじゃ)でも、この時期に花鎮めの祭礼が行われます。
女児の稚児舞で疫神を鎮めるこの祭りは、桜花の頭挿(かざし)をいただき、桜の枝を持って舞う、たいへん優美なものです。

ここのところ地震や大雨などの天災、新型肺炎や鳥インフルエンザ、狂牛病などの病、なんだか嬉しくないことが多くなってきました。
花鎮めの舞いで、みんな鎮まってくれると良いのですが……。
苦しい時だけ(!)の神頼みでは、ダメかなやっぱり…:笑
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日本の祝事-子供編3

<子供の誕生と健やかな成長を祈る祝い>
    1.帯祝い・着帯の祝い
    2.出産の祝い
    3.お七夜 命名式
    4.お宮参り
    5.お喰い初め、百日の祝い
    6.初節句
    7.初誕生祝
    8.七五三
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5.お喰い初め・百日(ももか)の祝い
生後100~110日目くらいまでに行なう祝い事で、別名「箸初め」「歯固め」とも言います。
「子供が一生食べ物に不自由しないように」との願いが込められたこのお祝いは、近い身内が集まって年長者が「箸役」(はしやく)となり、祝い事用の柳の丸箸を使って、赤ちゃんに大人と同じご飯を食べさせる真似をします。
また、丈夫な歯が生えるようにとの願いから、小石を一つ用意して、赤ちゃんの口元に触れさせることをする地域もあります。

「お喰い初め膳」は、それ専用の小ぶりな物を使って用意します。
地方によって内容は異なりますが、在所では、漆塗りの足付き膳に小さな食器が並び、赤飯、椀、平(ひら・煮物)、高杯(たかつき・刺身)、筒(つつ・酢の物)がそれぞれ盛り付けられます。
また、別添えで鯛の尾頭付きの焼物や姿盛り、梅干を一つ用意することもあります。

この「喰い初め膳」、男児は中外とも朱塗りのもの、女児は中朱外黒塗りのものを使いますが、これには理由があります。
昔は、「跡取り」という考え方から男児が重んじられたため、漆でも高級な朱い漆をふんだんに使ったものを用意しました。
一方、労働力にはなりますが、いずれ「家」を出て他人の家人となる女児には、男児用よりも幾分劣る、黒い漆を使ったものを用意したということです。
今ではぴんと来ない考え方ですが、現在でも赤ちゃん用品を扱うお店に行くと、この2種類が置いてあります。

最近では、自宅でのお祝いの場合、赤ちゃんが離乳食を始めてからも使えるように、実用出来る小さな食器セットを用意してのお喰い初めをする家もあります。
レストランやホテルなどで席を用意する場合は、専用のお喰い初め膳を持っているところが多いので、用意してくれるよう、相談すると良いでしょう。

当日の「箸役」は、身内の年長者がつとめます。
これは長寿にあやかるようにということなので、父方や母方の祖父母が多いようですね。
赤ちゃんをひざに抱き、喰い初め膳の料理に箸先をつけてから、それを赤ちゃんの口元にも触れさせ、交互に繰り返します。
一通り済んだら、赤ちゃんの両親は「箸役」にお礼を言い、あとはもてなしの祝宴となります。

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日本の祝事-子供編2

在所では花冷えが続いています。
樹齢450年の枝垂れ桜、毎年通りがかってはありがたく拝見する、個人宅のお墓(!)の一本桜、母方の祖父母が眠る寺近くの疎水通りの桜などなど、私が住んでいる近在だけで、よくもこれほどと思うくらいの花が、盛りを長く保っています。

ここ何年か、例年より早く咲いて早く散ってしまうことが続いたので、今年はなんだか嬉しいなぁ…:笑
在所では、小学校の入学式が明日になります。
お天気はあいにく曇りから雨の予報なのですが、桜は充分に持ちそうですね♪
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日本の祝事-子供編2

<子供の誕生と健やかな成長を祈る祝い>
    1.帯祝い・着帯の祝い
    2.出産の祝い
    3.お七夜 命名式
    4.お宮参り
    5.お喰い初め、百日の祝い
    6.初節句
    7.初誕生祝
    8.七五三
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4.お宮参り
赤ちゃんが生まれて1ヶ月ほどすると、その土地の産土神(うぶすながみ)、氏神(うじがみ)にお参りして、長寿と健康を祈る「初宮参り」を行います。

参詣の日は、男児は生後31日目、女児は33日目といわれていますが、現在では赤ちゃんとお母さんの体調を一番に考え、いずれも生後1ヶ月前後の吉日を選んでお参りをする人が多いようです。

赤ちゃんには白い産着を着せ、男児なら黒紋付、女児なら友禅の晴れ着をあつらえて、産着の上から着せ掛けます。
お参りのときは、父方の祖母が抱いて参詣することが多いようですが、これは出産後のお母さんに無理をさせないためとも、産の穢れが赤ちゃんに付くことを避けるためとも言われています。

出来れば午前中に神社へ出向き、早めにお参りを済ませましょう。
社殿に上がってご祈祷を頼んでも良いですし、社殿前で普通に手を合わせても良いのではないでしょうか?

いずれにしても、過ごしやすい季節の吉日は、ご祈祷など混みあう場合が多いですから、早めに予約をするなり、受付をするなり、段取り良く動くことです。
赤ちゃんもまだ外出に慣れていませんし、晴れ着で長時間赤ちゃんを抱く人にも負担がかかります。
ここは一つ、赤ちゃんのお父さんにがんばってもらって、いろいろと手配りしてみてはいかがでしょうか?

参詣が済むと、土地の神様が赤ちゃんをその土地の一員として認めてくれた、ということになります。
昔はお参りの後に、お世話になっている方や近所の方々を訪ねて、赤ちゃんのお披露目と挨拶をしましたが、現在では、家族だけでお祝いをするのがほとんどです。

赤ちゃんの親である本人夫妻と赤ちゃん、両家の祖父母など、親しい身内で楽しく会食をし、これからの成長を見守っていただくようにお願いをしましょう。

※産の穢れ、忌み
「出産」には出血を伴い、母子ともに命のかかる大きな事でしたから、昔の人たちは、妊産婦はあの世とこの世を行ったり来たりするものと考えて、一定の期間隔離しました。

出産が近づくと、母屋から離れたところに「産小屋」を建て、男性の立ち入りは厳禁、女性でも産婆など決まった人以外は近づかないようにしたのです。

産屋に入ると、妊産婦本人も世話をする人も、すべて白装束に身をつつみ、食べるものも母屋の人たちとは別に調理したものを運びました。

出産後は、生後3日目に赤ちゃんに産湯を使わせますが、これもあの世の穢れを洗い清めるためで、使った湯には穢れが移っていると考えられ、日の当たらない床下かトイレに捨てられました。

妊産婦も、出産後ある期間をおいて穢れをそそぐまでは、母屋に帰れませんでした。
出産後、役目を終えた産屋は、すべて焼いて穢れを清めたと言われています。

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日本の祝事-子供編1

今日、4月8日はお釈迦様の誕生日、花祭り、潅仏会の日です。
本来は旧暦ですから来月になるのですが、お寺さんによっては新暦の今日を祝うところがあるようですね。

釈迦が降誕したことを祝う祭りということで、お寺では「花御堂」をつくって釈迦像を安置し、献香して甘茶を注ぎかけます。
このお像は、有名な「天上天下唯我独尊」のお姿を現したものが多いようですが、生まれてすぐに七歩歩き、右手と左手でそれぞれ天地を指して言葉を発したときのお姿、ということですね―。

この潅仏会、古くは天平時代から行われ、鎌倉時代になると五種香を献じるようになり、江戸時代には、お参りに来る人達が甘茶を注ぎかけるようになったと言われています。

私の記憶では、やけに子供が集まるお祭りだった気がしますねぇ…。
自分も含めて、甘茶が目当てだったかな:笑

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暖かくなってくると、週末はお祝い事の予約が多くなります。
さまざまな人生の節目、そのお祝い事については、それぞれがお住まいになっている地域の特色もあるでしょう。
核家族化が進み、どうして良いかわからない、という方も増えていますので、ここでは一般的な例で、現代の事情も織り交ぜながらお話をしたいと思います。

日本の祝事-子供編1

<子供の誕生と健やかな成長を祈る祝い>

    1.帯祝い・着帯の祝い
    2.出産の祝い
    3.お七夜 命名式
    4.お宮参り
    5.お喰い初め、百日の祝い
    6.初節句
    7.初誕生祝
    8.七五三
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1.帯祝い・着帯の祝い

妊娠5ヶ月目前後の「戌の日」に、「岩田帯」という白い帯(さらし綿か、綿ネル)を妊婦の腹に巻く祝い事です。
帯は、縁起の良い七・五・三の数字にあやかって「七尺五寸三分」の長さがあり、一般的には妊婦の実家で用意するようですが、他には安産の神社などで祈祷されているものを分けてもらうこともあります。

この帯は、無事な出産を願うとともに冷えや衝撃から母体を守る、と言う意味もこめて巻くと言われていますが、成り立ちは古く、平安時代から行われていたようです。

詳しい由来などは不明の慣わしですが、今も昔も「出産」は命がけの大仕事です。
「戌の日」を選ぶのは、一度にたくさんの子を産む犬が安産なので、それにあやかってお産が軽く済むように、という意味もあるのだとか―。
いずれにしても安定期以降の妊婦を気遣い、大切な子供が無事に産まれてくるようにとの願いが込められた、大切な祝い事です。

2.出産の祝い

無事に子供が産まれると、「産飯」(うぶめし)を炊いて「産神」(うぶがみ)様にお供えをします。
産飯は茶碗に山盛りにし、産室のたんすの上などに置いてお供えしますが、出産直後のお母さんや赤ちゃんを、悪霊や災いから守るための意味も有ります。

この時、「赤ちゃんが一生食べ物に不自由しないように」と、一升飯を炊き、赤ちゃんの枕元にも置いて、近在の女性や子供など、できるだけたくさんの人たちに食べてもらうのが良いそうです。(男性を除く)

お母さんは、出産の後体力が回復するまでゆっくり休む必要があります。
なるべく静かに休めるよう、祝いの席などは後日に設けるようにしたいですね。

3.お七夜・命名式

昔は栄養状態や、医療体制の不備などで、出産前後に命を落とす赤ちゃんも大勢いました。
そのため、生まれてすぐの子供はまだ人間でなく、生まれて七日目に名前を付けることでようやく新しい家族と認められ、産神、氏神様に報告して、人間としての数に入れてもらうことが出来たのです。

またこの日までは、赤ちゃんはまだ生者とも死者ともつかぬもの、ということで、産着は白いものだけを着させましたが、この日以降は生者として認められ、色の付いた産着を着せても良い、とされていました。

ただ、まだ人間として完全ではないので、邪気を払い、悪霊を寄せ付けないために赤い産着を着せる、としたこともありました。
(「還暦」で60歳を迎えた人が、赤いちゃんちゃんこや帽子をかぶるのは、もう一度生まれなおして赤ちゃんに戻るから、ということなんですね)

法律上では、生まれてから14日以内にお役所へ届けを出さなければなりません。
ですから、現代ではこの2週間以内のどこかで、赤ちゃんに名前をつけます。

名前が決まったら、半紙の真ん中にその名前を書き、神棚や仏壇に張ります。
これは、産神様、ご先祖様に報告をする、ということです。
「名付け親」と言い、親戚の中で最長老の人に赤ちゃんの名前を付けてもらうこともありました。

このお祝いでは、近い親戚などを招いて、自宅でお祝いの宴を設けることがあります。
ただし、まだ赤ちゃんも小さいですし、お母さんも体力が戻っていませんので、体調のよさそうな日を見計らい、ちょっとお披露目をしたら、本人達は下がって休めるように考えた方が良いようです。

そう考えると、出産後からここまでは、自宅以外での会食や祝宴は出来るだけ避けたほうが良いでしょう。
何よりも赤ちゃんとお母さんの体調を最優先にし、万事計らうべきだと思います。

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忙しいのは楽しい♪

一昨日は「清明」でしたが、今日あたりからは七十二候の一つ、「玄鳥至」(げんちょういたる)の時期です。
「玄鳥」とは「つばめ」のことですが、つばめが姿を現すころ、と言う意味ですね。
日が長くなり、夕方5時を回っても明るいのにびっくりします。
着実に熟れていく春、明日は潅仏会です―。
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昨夜は23:30に帰宅して、0:30に寝てしまいました―@@
3月末から来週アタマまで、おかげさまで予約も多く大変に忙しい毎日が続いております。

忙しければ身体は疲れるのですが、スタッフが口をそろえて「忙しくて疲れるのは気持ちが良い~!」と言ってくれるのには感謝、感謝!

「でも、暇なほうが楽なんでは?」とお思いの方もいらっしゃるでしょうが、あにはからんや、実はとっても疲れます…Σ
暇なときは、時間が経つのは遅いし、出来る仕事は取り合いになってすぐ終わっちゃうしで、一所懸命に掃除なんかしてみますが、やっぱりお客様を迎えての忙しさの方が、ずーっとずーっと楽しいのですよ:笑

忙しいと眉間にシワが寄る人もいますが、私は笑ってしまうのです。
やること一杯あって、それを段取り考えながらぱたぱた片付けていくって、楽しくないですか?
どうがんばっても各自の手は二本しかないので、いかに効率よくお客様を待たせずに要求に応えるかは、自分とみんなの段取りしだい♪
それがホントに楽しいのです。

その楽しさも、何よりまずはお客様が来てくださってのことです。
新規のお客様も、リピーターのお客様も、数あるお店の中でウチを選んでくださった、その期待にはぜひ応えたいと思っている毎日です。

週末明けるとちょっと落ち着くので、マナーも日本料理についても再開しますね:汗
花冷えの金曜日、今夜花見の人たちは寒かったろ~なぁ…。

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はっきり話そうよ!

今日は、二十四節気のひとつ「清明」(せいめい)です。
天地万物の気が満ちて、清く明らかになる、と言う意味ですが、生物をはぐくみ、成長させる陽の気が満ち満ちて、生命力にあふれた「春」の本質をあらわしています。

残念ながら朝から雨模様の一日でしたが、この雨も植物には恵みの雨、「慈雨」といったところでしょうか。
雨粒のカーテン越しに見る桜も、ソフトフォーカスがかかって美しいものですね。

昨日の公園は会社と逆方向なのですが、通勤途中にも桜の美しい別の公園、学校、工場があって、まさに眼福のひと時―。
花を見て、美しいと思えることが嬉しいのです。

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さて、4月も5日が過ぎて、新年度の仕事が始まっています。
ウチの会社には、私のところ以外にもスタッフがいてそれぞれ仕事をしていますが、最近気になるのが「言葉が足らない」ということです。

特に気になるのが、「語尾をはっきりと言わない」ことなのですが…。
「あの、この食器…」
「お客様がタクシーを2台…」
「カードを預かったんですけど…」

食器をどうしたいのっ? タクシーを2台すぐ呼ぶの?それとも予約なのっ?!
カードを預かったから、それがどうだっちゅーんじゃ!!ええっ?! ぜぇぜぇ…:汗

一事が万事、この調子…やれやれ。
実際はそれぞれの「…」のところで、うるうるとした目でじーっとこちらを見つめるので、なんかして欲しいんだな、と見当はつくものの、超能力者でもあるまいし、わかるわけがナイのです:嘆息

若いスタッフのみならず、50代のスタッフにもこれをされたので、ある日きっぱりと、察して動くのを止めました。
だって、こちらが先読みし察して動くから、「これで良いや」って思ってるもんね絶対!!

「はい?食器をどうしたいんですか?」
「タクシー2台はどうしたいの?」
「そう、預かってどうするの?」

いちいち大人気ないとは思いましたが、必ず聞き返すことにしたのです。
3~4回すると自分で気づくようですが、中には一向にそのそぶりも無い人が…:笑
かくして今日も「ん?どうしたいの?」と聞いております。保母さんか自分…。

客商売にかぎらず、きちんと「言葉」をやりとりするのは、ある意味社会人としての最低限のマナーだと思うのです。
こと仕事に関しては、自分の発する言葉に「責任」が付いて回るのですから、特に気をつけるべき問題ですよね…。

「いつ・どこで・だれが・なにを・どうしたか」
という会話のなかで、「どうしたか」が抜けてしまっては、意味が通じません。
語尾をぼかされたら、まったく会話が成立しないのです―。

まあ、わかってるくせにやっているズルい大人達もいるので、きっと悪いお手本になってしまうのでしょうが、ただでさえ、ボキャブラリが少ない若いモンがやると、片言での会話に近いものがあります。

「あのぉ~、コピー…」
「ええとぉ、電話が……たぶん予約…?」
「えっと、…いいですか?メニューの…印刷…?」

うう~ん、突っ込みどころ満載のお言葉ですねぇ…:笑
これは、昨日今日の2日間で私自身が耳にした、ウチの会社の若いモンのセリフです。

何も外国の方が多いわけではありません―。
むしろ、スタッフとして働いている、中国や韓国からの留学生や、日本人と結婚した台湾の方たちのほうが、きちんとした日本語を話します。

日本人の特徴とされてきた「あいまいさ」ですが、なんかそれとも意味が違うと思う今日この頃:笑
敬語とか、ビジネストークとか、そういう次元から遠く離れて、まずはコミュニケーションの第一歩としての「会話」から、会社が教えていかなくてはならない時代になったんだな~、と実感―。

新年度早々に、愚痴っぽくなっちゃいました。
やれやれ、あたしも年かいねぇ…げほげほげほ:自爆

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桜咲く

庭の小さな枝垂れ桃が満開となりました。
私の肩くらいしか高さが無い木なのですが、その小ささから「花かんざし」のように見えて、とても愛らしい風情です。

春らしく3日おきに天気が変わり、風が強かったり、にわか雨が降ったり―。
それでも、陽射しのあるときはたっぷりと日光を浴びて、生き生きと輝いてます。

「卯月」(うづき)とは4月の古名ですが、十二支の4番目が「卯」だからとも、旧暦4月に「卯の花」が咲くことから呼ばれるようになった、とも言われています。
また、稲を作るのに植え付けの月だから「植月」(うえつき)と呼び、それが変わって「うつき」になったという説もあるとか―。

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今日はオフでした。
天気にも恵まれたので、花見歩きです♪
在所では、ようやく桜も八分咲き―。
桜は、八分咲きになると「満開」と呼ばれるそうですね。
完全に満開になると同時に散り始めるので、八分九分咲きの時が一番、枝が密度濃く見えるからだそうです。

自宅から車で5分も走ると、幸せなことにたくさんの桜が美しい、広い公園があります。
平日がオフのありがたさで、ほとんど人の居ない時間にゆっくり回ることが出来るのですが、朝昼晩それぞれの美しさを堪能させてもらえる幸せを味わっています。

「桜は咲き時を相談する」とも言われますが、芝生のラグビー場をぐるりと取り囲んだ古木たちはみごとに咲き競い、遠目に見ると、まるで薄い桜色の雲が下りてきて浮かんでいるかのようです。

私が生まれるずっと前に植えられた古木たちは、中には抱えきれないほど幹の太いものもあります。
それらは、静寂の早朝、光あふれる華やかな日中、幻想的な夕方、闇のなかにほの白く浮かぶ夜、それぞれの美しさで人間を圧倒しています。

みんなで花の下、わいわいやる「お花見」も楽しいですが、私は人気の少ない時間にゆっくり歩く、自己流の花見が大好きです。
時には「外コーヒー」セットを持って行き、のんびりと花をながめながらの一服―。
何にもまして幸せなひと時ですね…:笑

桜の時期は、卒業や入学など人生の節目と重なるせいか、「あの時は…」と思い出すことがけっこうあります。
身内が入院した春に、不安な気持ちで見上げた桜もありましたし、自力ではどうにもならない事でつまずき、辛くながめた桜もありました。
初めて1人暮らしをした春の、当時住んでいた近所の桜は美しかった印象がありますし、満開の上野の山を、わが世の春と、幸せな気分で歩いたこともありました。

また、さまざまな場所でいろいろな桜にめぐり合い、それは大切な記憶たちと結びついています。
場所で印象に残っているといえば、車でただひたすら走ってたどりついた山奥で、たった1本満開の花を誇った桜を見つけたこと、それこそまったく人の居ない、独り占めの贅沢な花見でした。

箱根の山で、満開の桜に降りしきる雪を見たことも印象深いです―。
どんなに満開でもどこか寂しさを含んでいる桜が、降りかかる雪のベールの向こうにかすみがかって見え、この世のものとは思えないほど凄みのある景色でした。

いつも不思議に思うのですが、どうして私、桜が好きなんでしょう?
どなたかが「日本人の身体の中には、桜のDNAが入っている」とおっしゃっていましたが、ある意味うなずける話かも―:笑

日本語で「花」といえば=「桜」を指します。
「ソメイヨシノ」は、江戸時代に品種改良された品種で、花が終わってから葉が出ますが、それ以前は桜といえば山桜で、花と若葉が一緒に出るものでした。

お祝い事に使われる「桜茶」は、八重桜の花を塩漬けにしたもの。
ソメイヨシノよりも色が濃くてまさに「桜色」、花びらも多いので開いた時がきれいです。
残すか食べるか迷う人が多い桜もち用の塩漬けの葉は、花よりも強く桜の香りがします。

草木染めをする人に聞いたところでは、布地を「桜色」に染めるには、花をいくら集めても色が出ないとか…。
あの色を出すには開花前の桜の樹皮を削いで、それを煮出した液で染めると、まさに「桜色」になるそうです。

料理の世界では、「桜煮」「桜飯」というものがあります。
これは、しょうゆの色を生かした料理で、「たこの桜煮」などが有名ですね。
他には、「アマダイの桜蒸し」や揚げ物に添える「桜塩」などもあります。
「道明寺粉」を使ってアマダイを包み、塩漬けの桜葉で巻いて蒸し上げる桜蒸しは、春の献立の大切な一品ですし、乾燥させた塩漬けの桜花と葉と塩を、すり鉢でよーくあたって作る桜塩は、お客様に大変好評です。

美しく咲いた桜も、満開から1週間で散り時を迎えます。
来年もまた元気で桜を見られることを祈りつつ……。

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習ってみたいもの・華道

すっかり白梅が散り、近所の桜が三分咲きとなりました。
今日は午後から、春らしい細かな雨―。
沈丁花の香りがどこからともなくして、こんな雨なら悪くありません。
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枝物の花をいただきました。
薄い朱赤と白の一抱えもある木瓜と、びっしりと花のついた山桜。

大きな花瓶に、投げ入れにして玄関に飾りました。
こんな時は、お花の免状を持っているベテランスタッフの力を借りています。
なにしろ私は、不調法者でそのうえ「ぶきっちょ」なのです:涙

しかし彼女が言うには、私は大物をガツンと生けるのにとても向いているとか―。
おお、投げ入れ、まさに私向きの作品ではないですか!!わはは♪

ところでお花もいろいろと流派がおありでしょうが、基本は同じなんでしょうかね…??
今は、主が一つあって、それに脇と添えを合わせて生ける、ということを教えてもらっています。
その他も、お花を生けるごとにいろいろと教えてもらうのですが、やっぱり一度きちんと習った方が良いのかな~……@@

店内に生花があると、雰囲気がとても良くなります。
かといって、あまり主張が激しいのも困るので、なるべくシンプルで美しい花を選んで生けるようにしていますが、やっぱり難しい~Σ

ベテランさんいわく、
「難しく考えるから難しい―:笑 花が生けて欲しいと思っている通りに生けるだけ」
うわ~、きっとその通り、でも、それが私には難しいよぉ~:笑

ううう…しばらくはウチの大姉さまを師匠に、生け花の特訓が続きます…。
いつか習ってみたいもの第二弾、生け花のお話でした♪

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