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「人を使う」ということ・続:女将って?

そもそも、女将業に対して、なんとなく中途採用されたような感がある私には、今だもって「女将」とは何かが、良くわからずにいます。

営業の人間などは、「各部屋に挨拶に行って、酌の一つも…」などと言いますが、全部のお客様がそれを喜ぶわけでもなし、いわゆる「美人女将」でも無いので、客寄せの看板になるわけでなし―。

ありゃりゃ?昨日に引き続いて、ヘタれっぷりの大盤振る舞いか…っ??:自爆

まあ、おふざけ抜きに、13年やってみて、個人的には「裏方の最たるもの」だとは思っていますね。
それは、接客担当のスタッフ達が気持ちよく楽しく仕事をするために、あらゆる環境を整え、不足無く準備をし、手配りをする、それが自分の仕事だと考えるからです。

お客様の立場からしたら、どんなに素晴らしい造りの部屋でも、最高の食材を使った料理でも、サービスの印象が悪かったらすべてが台無しではありませんか?

こと店内のサービスに関しては、直接お客様に接するスタッフ、いわゆる仲居が最も重要なポジションであり、そこでのお客様からの評価がそのまま=店の評価だと思って間違いないと考えています。

ですから、どうしたらスタッフに最高最強のサービスをしてもらえるか、その方法を考えて実践すること、それが私の考える「女将」の第一優先業務、というわけですね……。
口幅ったいのですが、以下が現在実践中のいくつかです―。

「仕事は機嫌良く」が私のモットーですから、いつも自分が「平ら」でいること。
自分の機嫌の良し悪しで、下の人間に態度を変える人たちをずいぶん見てきました。
自分がされて嫌なことは、人様にもしないこと、まずは自分からの実践です:笑

失敗があった時に、ミスしたことそのものを責めるのではなく、次に同じことを起こさないようにするにはどうするか?を考えさせること。
どんなに注意していても、人間ですからミスは起こります。
起きてしまったことをあれこれ言うのは簡単ですが、ではなぜそのことが間違いなのか、それを理解しない人は、必ず同じことをしてしまいます。
理由がわかれば理解できます。「起こさない」ことを考えるのが大切なんだと思っています。

あとはそうだな~、スタッフとの「お友達付き合い」をあきらめること、ですかねぇ…:苦笑
(↑何を言い出すのか:笑)
まあどのみち、ぴったりくっついてぺちゃぺちゃ喋るのも苦手だし、頭でいる以上、愚痴と文句は言われるモンであって言うモンじゃあないし…うーんうーんΣ

他にも、ちょっと車好きのスタッフと、WRC(ワールドラリーチャンピオンシップ)の話題で盛り上がろうモンなら、「○○ちゃんは女将さんに気に入られてるから―」なんつーことをのたまわってくださる方が居たりもするしで、全方位に等距離を置くのが無難な情勢…。

スタッフとしても、頭は文句の対象であった方が緊張感があって良いんでしょう:笑
あまり同じスタンスだと、「バカコケ」言いにくいですもんね、かなり乱暴な理屈ですが:爆笑
まあ、少し寂しい時もありますが、仕事は「仲良しクラブ」じゃないので、そこんトコが大切なんでは…@@

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コメント

チームって難しいですよね。リーダー的人物ならなおさらです。
複数人数が分業をしている場合でも、目指す目的は本来ひとつのはずです。そして、その「チーム」がうまく回転するためには司令塔が絶対に必要です。仕事全体を見渡し指揮し、成果物(サービス)に対しての総責任者となる人です。
旅館やホテルの場合はそれが「女将さん」なのでしょう。とかくいろんなイメージが付きまといがちですが、お客様へのサービスをどうするかだけを考えればよいことだと思いますよ。

投稿: 満月 | 2006年4月15日 (土) 22:45

満月さん、こんばんは♪
うわ、ヘタれ語録にコメントくださってありがとうございます:汗
いや…「愚痴は言うモンぢゃナイ」なんて書いといて、言ってるじゃナイの!と自分に突っ込んでいたところでした、ハイ……:苦笑
こういう時は、身体を使って働くのが一番ですね!
お客様の反応を目の前で見て、こうしよう、ああしようと思って動くのは本当に楽しい♪
明日も元気に働いてきます!!

投稿: okamider | 2006年4月16日 (日) 01:31

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