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日本料理の食卓作法1-D

1月からよろよろと続けてまいりましたこのブログですが、とうとうこの記事で100本目となりました。

ヘタれっぷりを思う存分発揮してしまい、いろいろとヘマも有り、ご心配もおかけしましたが、みなさんに励ましていただいたり、教えていただいたりして、なんとか続けてこられたと思っております。
この場をお借りして、みなさんに篤く御礼を申し上げます!ありがとうございます!!

また、自分としても再度勉強をし直したり、確認したり、仕事の方法を見直したりと、このブログを続けることでのプラス面が大きく、思ってもみなかった効果が上がっています。
これからもゆっくりのペースではありますが、日本料理のあれこれを、出来るだけみなさんに楽しくご紹介していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします♪

さて、ウチのちび猫からは「本日田植え運がよさそう!」などと占われておりますが:笑
とうとう「箸編」も大詰めです。どうぞしばしお付き合いください―。
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日本料理の食卓作法1-D

「箸」のお話

う~~~……Σ
唸ってみても始まりません:笑
とうとう箸使いのコーナーがやってまいりました!
なんで唸っているかというと、文章だけで説明するのがとても難しいからです:笑

わたくしは残念ながら、まったくといっていいほど絵心がありません。
あまた出ている「マナー本」には、必ずといって良いほどわかりやすいイラストがたくさん載っていますよねぇ…。
例えば、それらをスキャナで取り込んでUPするのは簡単ですが、当然、著作権の問題があります。

「もぉ、字ばっかでわかんないっ!!」
というお怒りはごもっともですが、ここは一つ「ごめんなさい連呼」&「泣き落とし」で失礼いたします:号泣

その九 「箸上手は楽チン」

日本の箸文化は、どんな食事でも箸一膳で食べ切ることが出来る、世界でも珍しいものです―。
まあ、もちろん分厚いステーキを切って食べるとか、物理的に無理なものもありますが、日常の食事ではそう困ることは無いと思います。

ただそこで問題なのは、「基本的な箸使いが出来ること」という条件が付くということでしょうか―。
どんな細かいものでも、きちんとした箸使いが出来れば、ちゃんと口に運ぶことが出来ます。
それは、言い換えると「ストレス無く食事が出来る」ということに他なりません。

こぼしたり、落としたりということを気にせず、楽に食事が出来ること―。
それは、料理の味と食材の質感を最大限に楽しむことが出来る、ということです。
また、どんな席に出ても人目を気にすることなく、ゆっくり食事を楽しむことが出来るということでもあるのです。

基本的な箸使いには、強い力はいりません。指の柔軟体操も必要ありません。
長い間に、もっとも楽で使いやすく変化してきたはずの方法ですから、ちょっと練習して慣れてしまえば、こんなに楽チンな使い方は無いと思うのです。

―ちなみに私は、タイカレーを箸で食べ切ったことがあります。
そう、あのしゃばしゃばしたカレー&インディカ米:笑
いや別に、だからエライとか、そういうことではないのですよ。
ただ単に、カレーの他にも料理を食べる都合で、スプーンに持ち替えるのが面倒だっただけです…@@
米粒一つ残さず完食しましたけどね、↑それで「マナー」ってどうよ、自分―:爆笑


           ≪基本的な箸の持ち方≫
まず、鉛筆を持つ要領で、上側の一本を持ちます。
中指の爪の横から第一関節の横あたりに箸を当てるようにし、人差し指の指先で押さえます。
動かすのは、親指を支点として、この上側の一本のみとなりますが、軽く人差し指に力を入れれば箸先が下がり、中指を軽く上に振れば箸先が上がります。
うまく持てないとか、こわばってしまう、という方はまず、この一本を上下に軽く動かす練習から始めると良いでしょう。

下側の一本は、薬指の第一関節の横あたりと、親指の付け根で挟んで固定します。
この一本は動かしません。

どうでしょう?こうすると、上下の箸先に角度が付いて、先端がきちんと合いませんか?
この状態なら、どんな細かいものもきちんと挟めますし、切ったり、すくったりもしやすくなります。
ぜひ、練習なさってみてください―。


ところで、箸をきれいに使うには、いくつかのポイントがあります。

<1> 箸は三手で取り上げるもの

自分の前に置いてある箸を取る時は、まず上から、右手の親指、人差し指、中指の3本で箸の中央をつかんで取り上げ、左手の指先を揃えて下から支えます。
そのまま右手を箸の頭へすべらせ、右端で手のひらを返して、箸を下から支えます。
箸を手元に引き寄せ、左手を離します。
※この三拍子がスムーズに出来るようになると、手元がとてもきれいにみえますよ♪

<2> 箸先から三分の二あたりを持つ


箸先を合せやすく、あまり力を入れなくても細かいものが楽に挟めるのは、この位置で箸を持つのがお勧めです。
真ん中当たりをがっちりと、力いっぱい握っている人も居ますが、見ているこちらの手がつりそうです:笑
ちゃんと箸を使おうと思うと手が疲れる、という方は特に、箸先からちょうど三分の二のところに親指があたるように持つとかなり楽になると思います。

<3> 箸先五分、長くて1寸

箸先は食事をしているうちに汚れますが、その汚れの付き具合はこの程度で…という目安です。
1寸は約3cm、五分は半分の約1.5cmです。
え?そんなに少し?と思われるかもしれませんが、実際にはちょっと気をつけるだけで出来ることです。
私個人としては、汚す汚さないがどうこうよりも、少し気を配ってみましょうね、ということだと思っています。

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コメント

綺麗な箸の使い方が出来る人は少ないですね。
我家も今一歩です。こぼさず品良く使いこなすように意識するしかありません。

投稿: トムノグ | 2006年5月11日 (木) 17:48

こんばんは♪
箸使いに関しては、親御さんからお子さんへと伝えていっていただきたいものの一つだと思っています。
私と同世代、もしくは少し先輩の親御さんたちがうまく箸を使えないでいるのをみると、ちょっと悲しくなりますね:笑
いつのまにか「難しい」に分類されてしまっている箸使いですが、けっして難しくなく、覚えてさえしまえば自転車の乗り方と一緒で、けして忘れることはありません。
ぜひたくさんの人に、美しい箸使いを身に付けていただきたいと思います♪

投稿: okamider | 2006年5月12日 (金) 00:03

私の2歳になる甥はスプーンやフォークをようやく使えるようになったばかりです。箸はまだぜんぜん使えません。
この甥を見ていると、食べやすさだけでいうと人間はフォークやスプーンのようなものを使って食べるのが自然なのかなあと考えてしまいます。
日本人って何でこんなに箸に執着しているのでしょうね。

投稿: 満月 | 2006年5月12日 (金) 21:49

こんばんは~♪
2歳の甥御さん、ますます可愛さが出てくる頃ですね:^^
箸を使えるようになるのは、まだまだ先でしょう―。
練習するにしても、幼稚園の年長さんぐらいからですかね…。

箸と日本人の付き合いは何しろ長いので、「執着」というよりも「必然」ということだと思います。
これだけ食生活が多様化している時代に、あえて「箸」でもないんじゃないか、という意見も一理あるでしょう。
でも、そばをフォークで食べたり、すき焼きやしゃぶしゃぶをナイフとフォークで食べてみて、さて美味いのかと問われると、やっぱり「箸」で食べたほうが美味いな、と思うのでは…?

しかし、世の中に変わっていかないものはありませんし、ものの見方や考え方も十人十色―。
この先、日本人の食生活が変わって行くにつれ、箸との関係も少しずつ変わっていくことでしょうね。

投稿: okamider | 2006年5月13日 (土) 02:37

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