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日本料理の食卓作法1-D

花の春を見送り、新緑が輝き風薫る五月、「皐月」の始まりです。
大切な稲の早苗を植える月だったことから、「早苗月」(さなえづき)と称され、それがいつしか「さつき」と呼ばれるようになったと言われていますが、GWは田植えの手伝い、という方も多いのではないでしょうか。

拙宅の庭の菖蒲も次々と花開き、灯台躑躅(どうだんつつじ)も一つ二つ白い花をつけだしています。
「満天星」と書いても「どうだんつつじ」と読むそうですが、満開になると本当に星々が散りばめられたようで、可愛らしくもあり、美しくもあります。

残念ながら、仕事がら毎年連休には縁がないのですが、出掛けにながめる家々の鯉のぼりや庭の造作に癒される黄金週間となりそうです。
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日本料理の食卓作法1-D

「箸」のお話


その四「アジア各地の箸」
中国からアジア各地に伝わっていった「箸」ですが、それぞれの国で独自の発達をとげ、現在に至っています。
代表的な例をいくつかご紹介しましょう。

「中国」では…
箸&ちりれんげ、または金属製のスプーンを使います。
基本的に、汁物や炒飯などは箸と一緒にれんげやスプーンを使い、炒め物や蒸し物などの料理は箸を使って食べます。
テーブルにセットされる時は、箸やれんげ、スプーンなど、タテ置きにされることが多いようです。

日本のものと比べると、箸は長めで重いものが多いようですね。
しかも、手元から箸先までがほぼ同じ太さになっていますので、上手に使わないと食べにくいかもしれません:笑

昔、最上級の箸は無垢の象牙か、象牙に金を埋め込むなどして作られていましたが、現在では使用できませんので、水牛の角などを使っています。
一般的には、竹製のもの、硬い木製のもの、近年ではプラスティック製なども使われているようです。

「韓国」では…
金属製の箸(チョッカラ)&柄の長いスプーン(スッカラ)を使います。
チョッカラとスッカラは一組で「スジョ」と呼ばれ、箸だけ、スプーンだけで使われることはまずありません。

基本的には、ご飯と汁物、おかずでも汁気の多いものはスプーンを使って食べ、箸は、汁気の無いおかずを食べる時だけ使います。
「どちらかというと、メインはスプーンの方かな…?」と知人が言っておりましたが―。
テーブルにセットする時は、箸とスプーンをタテ置きにすることが多いようです。

箸は日本のものよりもやや長めで、中国のように同じ太さのものが多いようです。
箸もスプーンもほとんど金属で出来ていますが、最上級のものは金銀製です。

「ベトナム、タイなどの東南アジア」では…
やはり箸とスプーンをセットで使っています。
タイ米は粘りがあまり無く、ぽろぽろしていますから、箸では食べにくいのでスプーンをつかい、麺などは、箸を使って食べています。

ベトナムでは、フランス統治時代にフォーク&ナイフが入ってきましたので、箸&スプーンとともに使われることもあるようです。

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