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月見る月はこの月の月

台風並みの嵐にみまわれた六日は、旧暦八月十五日で「中秋の名月」、今年は残念ながら満月には少し足りない月齢13.6でしたが、在所を含めて各地でお月見どころではない空模様となってしまいました―。

Photo_10 翌七日は「十六夜(いざよい)」で月齢は14.6となり、まだかなり強く吹いていた上空の風にスクロールするように流されていく雲間から、満月のまぶしい凛としたひかりが、地上に物の影を作るくらいにこうこうと降ってきました。

流れる雲が月光にしろく発光し、夜空にも照り返して深い藍色に見えるその美しいこと。
仕事の帰り道にしばらく見とれてしまい、帰宅が少し遅くなってしまいました:笑

それから八日は月齢15.6の「立待月(たちまちづき)」、”月の出を立ったまま待つ”という意味ですね―。
二十四節気ではこの日「寒露(かんろ)」となり、朝夕の冷え込みが始まり、寒気とともに深まりゆく秋をあらわす頃合いとなりました。

九日になると、七十二候では「鴻雁来(こうがんきたる)」の頃合い、「北方からガンが越冬のために渡ってくるころ」という意味であり、月はやや痩せて月齢16.6、「居待ち月(いまちづき)」、”月の出を座って待つ”という意味です。
十五夜から少しずつ月の出が遅くなることを、古(いにしえ)の人たちはずいぶんと風流な呼び方で言い慣わしたのですねー。

十日は「臥待月(ふしまちづき)」で月齢17.6、”さらに遅い月の出を、褥に臥して待つ”という意味です。
十一日にはとうとう「更待月(ふけまちづき)」、だいぶ痩せた月齢18.6、”夜明け前の更夜に昇る月を待つ”というわけですね―。

今年は閏七月のおかげで、秋らしい空気の澄んだ夜に美しい月を堪能出来ますが、例年は1ヶ月ほど早くなりますから、なかなか秋らしい雰囲気でのお月見が出来ません…。
まぁ、しかし収穫感謝の祭りを兼ねたもの以外にも、月見は何回やっても良いわけですから、たまには部屋の電灯を消して、月の光でのんびり飲むのもオツなものではないでしょうか―^^)
(↑あれ?いつの間にか”飲む”ということで締めてるぞ:笑)

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コメント

今晩は。
私は今日も今日とて呑んだくれておりましたが、東京では悲しいかな、空を見上げても月が見えることはほとんどないのでありました・・・
お上さんの話だと月見はいつでも良いみたいなので、天気の良い晩に自宅のバルコニーに出て月を眺めてみますね。もちろん酒も一緒。

投稿: 満月 | 2006年10月11日 (水) 23:22

満月さん、こんばんは~♪
はい、お月見はいつでも(真冬でも:笑)オツなものですよ。
月とお酒の組み合わせはよほど相性が良いらしく、短歌や俳句でもっともよく詠われているお題だそうですが、満月さんもそのあたりをご存知でHNになさったのでは……?(^^)
月を愛でる楽しみもありますが、人工灯の下で飲むのとはまた別の美味しさが、外呑みにはあると思います。
暖かくして、ぜひお試しくださいね…♪

投稿: okamider | 2006年10月11日 (水) 23:41

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